ニキビ原因

なぜニキビができるのか

もはや、青春の時期はとっくにすぎたのに、ニキビができては治り、できては治りを繰り返しす「自分なりにいろいろとがんばってみたけどどうしても治らない。皮膚科にいくべきなのか?」と悩んでいるあなたに皮膚科でのニキビの治療についてのあらましと、これまで会った患者のニキビ歴を紹介します。

ニキビの治療

現在にきびにかかっている人は、約700万人いると推定されています。これだけ多くの人がニキビに悩んでいるにもかかわらず、海外に比べると日本のニキビ治療はずいぶんと遅れています。その理由のひとつに、海外では重症のニキビの患者さんが多いのに対し、日本人のニキビの患者さんは比較的軽症が多いため、厚生労働省ではニキビは病気として扱われてこなかった経緯があります。保険のきく治療は、イオウカンフルロションやビタミン剤、抗生物質しかありませんでした。一方、自費診療ではありますが、ケミカルピーリングやPDT等の光線治療なども一部のクリニックで行われていました。
しかし、2008年にディフェリンゲルの発売が開始され、にきび治療に大きな変化がおきました。それまで重荷意思が個人輸入で入手し、患者さんに自費治療薬として処方してた薬が、厚生労働省に認可され保険の対象薬として発売されることになったからです。
画期的な点は、それまで予防薬がなかった白ニキビとクロニキビを治療できるようになったこです。